ホクナリンテープ(ツロブテロール)貼付薬について

 咳で受診する親御さんから、よく胸に貼るテープを求められます。

 ホクナリンテープ(ツロブテロール)のことですが、以前から小児科専門医のなかで咳止めとして過剰使用されていることが問題になっています。この薬は、気管支拡張剤で効果が出現するまでに6時間以上かかる喘息(ゼーゼー)の薬です。胸に貼って肺にしみこむ訳ではなく、皮膚の下の血管の中に入り効果が出現します。明け方に喘息発作を繰り返すかたには有効ですが、咳が出現したからと貼っても意味はありません。
 医療機関のなかでも意味も無く処方されることが多いようで、Webで ホクナリンテープ 効果 で検索すると小児科の先生方が過剰使用されているので注意と記述しているページが多数みられます。
 当院では明け方にのみ喘息発作がみられるお子さんに必要時に処方しています。 




by tsyagi | 2018-09-28 11:45

八木小児科医院(宮城県) 副院長のブログです。Home page www.yagiclinic.or.jp


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