yagi children's clinic blog

固定された記事 予約がいっぱいでWeb予約できない方は

現在外来は通常より余裕のある外来ですが、まれに予約がいっぱいで予約がとれないことがあります。

Web予約以外に急患枠を若干ご用意しています。Webで予約がとれない時はお電話0220-22-2567で受付にご相談ください。

百日咳ワクチンについて

先日お伝えしました百日咳ですが、報道が頻回にされるようになり５才以上での　DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風）ワクチンの任意接種する方が多くなってきています。以前から日本小児科学会では勧奨されていましたが接種する方は非常に少なく流通量が少ないかったためか、最近の接種数の急増により国内での流通が滞っているようです。メーカーに注文しても十分入手できなくなっていているようです。

５才から１０才程度で、１回の接種をお勧めしますが、大きなおこさんが百日咳に罹っても重症化する可能性は低く、少しお待ちになっても慌てず接種することをお勧めします。（社会で百日咳が流行すると、新生児に感染する可能性が高くなり、新生児は重篤な症状になることから　それを予防することが一番の目的です。）

本日は休日当番医です 2025.5.11

本日は休日当番医です。受診する方は非常に少なく、一昨日・昨日の外来を併せてみても　当地区で流行している病気はなさそうです。

百日咳について

今年は例年より百日咳の報告が多いと厚労省から情報が伝えられています。当院では咳の多い方に時々検査をしていますが、陽性の方はここ数か月いらっしゃいません。しかし宮城県でも今年にはいり例年よりやや多い報告がみられているようです。

百日咳は、大きなお子さんでは咳以外に問題になることは少ないのですが、生まれたばかりのお子さんが感染すると重篤な症状がみられ、大変なことになることがあります。我が国では生後２か月から１歳にかけて、予防接種を４回接種されれていますが、５年程度で効果がかなり減弱することがわかっています。そのお子さんが百日咳に感染、生まれたばかりの兄弟にうつしてしまうと大変です。

これをできるだけ予防するため、日本小児科学会では５歳以降のお子さんでワクチン（三種混合ワクチン）の任意接種が勧められています。当院でもホームページで以前からお勧めしていましたが、接種を希望される方は非常に少ない状態でした。欧州等では、５歳から７歳程度で定期接種で接種されれています。最近報道等の情報から、希望される方が散見されるようになってきました。お電話 0220-22-2567でご予約を受け付けています。ご検討ください。

ゴールデンウイーク期間の診療について

お伝えしていましたように、ゴールデンウイーク期間の診療は下記のとおりです。慢性疾患で薬がなくなる可能性のある方は、ご注意ください。
ホールつきあたりのレゴ中に、ガラス製の兜を飾りました。

最近の外来から ４月１１日

例年通り、現在当地区で大きな流行をみせている病気はありません。

１日に数名程度、嘔吐・下痢で受診するお子さんがいます。ノロウイルスによる感染性胃腸炎が多いようです。流行しているとはいえませんが、食品管理、頻回の手洗いを心がけましょう。

すぎ花粉症は、飛散数が少ないのか、例年より症状が軽い方が多いようです。４月いっぱいは注意が必要です。５月からは、かもがやによる花粉症が始まります。症状が毎年見られる方は、内服を開始しましょう。

インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症は非常に少なくなり、週に数名程度になっています。今後変異株による再流行の可能性がないわけではなく、情報にご注意ください。

新入学のお子さんは、がんばって通学しましょう。